CBR250RR 納車

昨年注文していたCBR250RRレースベース車がようやく納車となりました。

 

車両のデリバリーは3月から始まっていたようですが、一部に不具合というか問題が見つかってその対応に時間を要したとのことです。
僕が購入したのは九州のサーキット界隈でお馴染みのRSG。車両はバトルファクトリーのコンプリート車です。

 

 

納車後まずはシートカウルを外して、バッテリーに充電用のケーブルを取り付け。公道を走れず月イチでサーキットを走るだけなので、バッテリー切れを防ぐために必須の装備です。

 

 

続いてタンクにストンプグリップを貼り付けます。意外にもCBR250RRは車種専用設定がなく、旧年式のR25用が使えるとの話を聞いたので流用します。

 

 

トップブリッジ上にGoProのマウントを設置し、ラップタイマー用のスマホはステムホールマウントを利用。

 

 

自分でやることと言ったらこれくらいで、あとはサーキットで過不足なく走れる状態が一通り整えられています。RSGの皆木さんと話をしていると、あらゆる面でサーキットを前提に制作・改造されているので話が非常に早いという印象です。今までデイトナ675にせよS1000RRにせよ一般の街乗り車を買ってそこからスポーツ走行に特化すべく少しずつリファインしてきたのですが、サーキットでは当たり前のことが街車のカスタムとしてはハードルが高かったり思わぬ費用が発生したりという経験が多々ありました。レースベースからのコンプリート車というのは、その辺りが最初から全て考慮されているわけですから、当たり前のことなのに僕としては至れり尽くせりに感じました。

 

 

近年オートポリスやHSRの走行枠が少なく走る機会が限られるうえ、S1000RRはタイヤや各部の消耗が早いので頻繁に走行を重ねるわけにもいきません。1000ccは転倒すると人・車両ともダメージが大きく、特にS1000RRの修理費は高額になると聞きます。なかなか気軽に練習できる環境ではありません。
それに対して、

  • スポーツ走行枠がたっぷりあるSPA直入の走行に最適
  • タイヤ等の消耗は大排気量車と比べてゆっくり
  • 転倒時の修理費も抑えられる

これらを兼ね備え、サーキットに特化した250のレースベース車は練習機として最適です。もちろん転倒はどんな時も避けたいところですが、S1000RRほど慎重に走る必要はないので少しマージンを減らしながら積極的に走り込もうと思います。