2020年全日本ロードレース選手権第3戦 オートポリス観戦【レース編】

オートポリスにはCB1100RSでツーリングを兼ねて向かいました。

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朝のフリー走行は第1ヘアピンの先、100R~250Rを見渡すポイントでトップライダー達の走りを見学します。

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ここはマシンが傾いたまま開け開けで抜けていく区間。ライン取りや走り方でタイム差が付きやすい、テクニカルなセクションです。

 

 

J-GP3は左の100R出口で目一杯アウトまで使い、250Rはインで切り返すライン。100Rのコーナーリングスピード重視。

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ST600は100R立ち上がり~250Rの加速重視で、左100Rはインをキープしてミドルで右に切り返すライン。ST1000、JSB1000も同様ですが、より立ち上がり重視に見えました。
ここは排気量による走り方の違いがハッキリわかる区間です。

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興味深いのは、ST1000では100Rの立ち上がりから「ブツブツブツ…」と細かく途切れるような排気音の車両を多数見かけたことです。これはトラクションコントロールが作動してトルクを間引いているような音に聞こえました。ところがJSB1000になると、ほとんどの車両でこうした細切れの排気音はせず、綺麗に回転上昇している様子でした。タイヤの違いによるものか電子制御の違いなのか判りませんが、ベースマシンが同じでもSTとJSBはやはり別物なのかな、という印象です。
それとこの区間を最もアグレッシブに走っていたのは中須賀選手で、100Rの立ち上がりではほぼ毎周リアをスライドさせていました。(それだけトラコンを効かせていない、と見ることも出来ます)

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この3人が並走する姿は中々グッとくるものがあります。

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J-GP3はグランドスタンドでまったり観戦を楽しみ、ST600は2ヘアに移動。以下、金網越しの拙い写真をご覧ください。

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ファイナルスタンドに目を移すと大きな「87」の応援旗が。

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ST1000決勝は朝と同じポイントに戻って観戦。

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高橋裕紀選手が盤石の強さで優勝。

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S1000RRを駆る星野選手は満身創痍。

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JSB1000はグランドスタンドで1コーナーのブレーキ勝負を堪能しました。

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もうね、本当に毎周バチバチにやりあっているんですよ。見応えがありました。最後は残念な結末でしたけど良いレースでした。

 

動画も配信されているので、まだの方はこちらからどうぞ。

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