動画で反省

先日HSR九州の走行会に参加して、久しぶりに車載動画を撮りました。
台数の多い走行会ですから普段よりマージン多めで走ったとはいえ、自分の走りを動画で振り返るといろいろとダメな部分が見えてきます。

 

 

 

ダメな部分

  • 進入の倒し込みのタイミングが遅い
  • S字・シケインの切り返しが遅い
  • 立ち上がりのアクセル開け始めが遅い

全般的に動作がワンテンポ遅れているように感じます。
まず進入で倒し込みのタイミングが遅く、クリッピングポイントでインにつけていません。
S字やシケインの切り返しもタイミングが遅れ気味なうえ、車体の引き起こし~倒し込みのスピードが遅く、なおかつ車体が揺れて無駄な挙動が出ています。切り返しで体をスムーズに入れ替えることができていないため、車体に余計な力が伝わり揺らしてしまっています。理想は右から左(左から右)に何の引っ掛かりもなくスパンと切り返すことです。
そして立ち上がりでアクセルの開け始めが遅い。向きが変わってないから開けられないこともありますが、リアのスライドを恐れて必要以上に待ち過ぎている傾向もあるように思います。リスクを増やす方向には進みたくありませんが、現状は少し慎重過ぎるかもしれません。

 

 

 

対策
進入の倒し込みの遅れについては、「どこから寝かし始めるか」のポイントを明確に意識することと、そのポイントに向けてしっかり集中すること。それと長年染みついた走りのリズムをあえて崩して、マンネリを打破する必要もありそうです。まずは今までよりワンテンポ早い倒し込みを意識し、しっかりとインにつくこと。そこでイン付きが早すぎてマシンを起こすような状況であれば、倒し込みのポイントを少し遅らせてみる。そんな取り組みをしてみたいです。

 

切り返しの遅れと無駄な挙動は、マシンの上で体を自在に動かせていないことが原因なので、このところサボり気味だったトレーニング(筋トレ・走り込み)を再開して動ける体作りから始めなければなりません。特に暑くなるこれからはライディングでバテないためにも必須です。そのうえで体の使い方を工夫し、引っかかりのないスムーズかつ素早い切り返しができるように練習したいです。

 

立ち上がりのアクセルワークは開け始めのポイントに集中することが大切だと思いますが、進入や切り返しの動作が改善されれば向き変えも早くなり、自然とアクセルを開けていけるようになるのではと思います。

 

 

 

新型S1000RR
というわけで今回の記事は完全に自分メモ的な内容で、ここまで読み進めていただいた方にはお付き合いいただき恐縮です。


最後に、走行会では新型S1000RRが展示してありましたのでその写真を。WSBKや現在開催中のマン島TTで既に実戦投入されているようですが、日本にはまだ二台しか入っておらず、そのうちの一台だそうです。

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独特なリアサスのリンクや多機能なメーター(もはや単なるメーターではなくコンピューターがバイクに載っている感じ)、絞り角が大きく開いて「肘擦りしてください」と言わんばかりのハンドルが印象的でした。きっとべらぼうに速いんでしょう。