先日ブーツの記事を書いたので、足元つながりでステップワークに関する小ネタです。
スポーツ走行において、ステップには足をどのように載せたら良いのでしょうか? 爪先立ち? 土踏まず?
正解は、
- イン側の足は爪先立ち
- アウト側の足は土踏まず
ですよね。
イン側はステップワークがしやすい爪先立ちに。土踏まずを載せたままではフルバンクでつま先が地面に接してしまうし、膝を開きにくいです。
アウト側は土踏まずを載せます。自分の体とバイクをホールドすることが外足の役割ですから、土踏まずでしっかり踏ん張ることが重要です。爪先立ちのままでは足首がぐらついてホールドできません。
だから右コーナーと左コーナーでは足の位置を踏み替えることになります。基本的なことではありますが、おさらいの意味で書いてみました。
参考にMotoGPライダーのライディングフォームを転載します。(引用元 気になるバイクニュース。)
少し見づらいですが、外足のステップ位置に注目。
マルク・マルケス
バレンティーノ・ロッシ
ホルヘ・ロレンソ
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
最後に甚だ僭越ながらワタクシめの写真。外足は一応土踏まずかな? この記事をご覧になった方で足の置き方を普段あまり意識していなければ、一度確認してみてはいかがでしょう。
もちろん、乗り方は人それぞれで選手権ライダーでも外足を爪先立ちで走っている人はいます。さらに例外なのはJSBの中須賀選手で、ノッてくるとコーナー進入でイン側の足を外し、さらにアウト側の足までステップから外して走ってますよね。あれは一体どこで体を支えているのでしょう? お股?