CB1100RSのエンジンオイル

CB1100シリーズ(無印/RS/EX)にはどのようなエンジンオイルを入れたら良いのでしょう。僕のようなディーラー購入組だと、指定オイルであるホンダ純正「ウルトラ」オイルを使っている人も多いのではないでしょうか。

  

ウルトラオイル
ウルトラオイルには複数のグレードがあり、CB1100シリーズに適すると思われるグレードはG1、G2、G3の3種類。粘度はどれも10W-30(G2のみ10W-40もあり)で、

  • G1 鉱物油
  • G2 部分合成油
  • G3 100%化学合成油

となっています。

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f:id:sundayrider:20181030162958j:plainホンダHPより)

 CB1100シリーズの推奨オイルはG1(車両のマニュアルに記載されています)。しかしオイル交換の際にはG3を入れる人も多いのではないでしょうか。なにしろ高性能の代名詞である100%化学合成油です。僕もナラシが終わった時点でショップの勧めに従いG3を入れてみることにしました。

 

 

 

CB1100RSにおけるG3のフィーリング
G1からG3に換えると、確かにフィーリングは変わります。まずシフトのタッチは引っかかりがなくなり、気持ちよくシフト操作できるようになりました。
エンジンは角が取れたような滑らかなフィーリングに変わり、振動が減りました。音も気持ち静かになったようでCB1100特有のバラついた排気音が影を潜めたように感じます。
全体的にフリクションが減ってスムーズかつマイルドなフィーリングになりました。(体感できるほどではありませんが)トルクやパワーも若干増しているはずです。品質の良いオイルを入れた、という変化は明確に現れます。

  

 

 

何を重視するか
問題はこのように「スムーズでマイルド」なフィーリングを、CB1100のオーナーが本当に求めているのか? という点です。
そもそも数あるバイクの中でこの一台を選んだのは、空冷エンジン特有のフィーリング、音や振動にその他凡百のバイクでは得難い存在感を見出したからではないのでしょうか? スムーズでマイルドなフィーリングがいいのであれば、他にいくらでもある高性能な水冷マルチを選べばいいだけのことです。それをあえてCB1100にしたのは、空冷特有のフィーリングに惚れ込んだからでしょう。
G3を入れて変化したフィーリングを、僕は正直つまらないと感じました。エンジンの存在感が薄くなって、ただ回っているだけに感じるのです。純粋に性能というか工業製品としての完成度は引き上がったと思うのですが、自分が求めているのはコレジャナイな、と。

 

 

 

G1に戻す
というわけで先日の阿蘇ツーリングへ行く前に、オイルを再びG1に交換しました。結果はやはり正解、求めていたフィーリングが戻ってきました。排気音も大きくなってドロドロとした音が強調された感じです。ああ、やっぱりCB1100RSはこの感じだよなぁ、と思いながらツーリングを堪能することができました。
あとは今後距離が伸びた時にどう変化するかというところですが、僕の場合は半年で3,000kmも走らないのであまり問題なさそうです。

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デイトナ675Rのようなバイクでサーキットを走るのが目的なら、ローフリクションでパワーロスの少ないオイルが良いに決まっています。しかしCB1100シリーズはそもそも性能を追い求めるようなバイクではありませんから、エンジンオイルとして一番大切な保護性能さえ担保されていれば、あとは好みのフィーリングで選べば良いのではないでしょうか。価格の高いオイル、高品質なオイル、合成油が必ずしも正解ではないと個人的には思うところです。

 

最後に、オイル選びに関して興味深い記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。