秋深まる阿蘇を走る

阿蘇までツーリングに出掛けました。実はCB1100RSできちんとツーリングするのは今回が初めてです。
まずは大観峰付近で阿蘇五岳を望みます。

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外輪山を渡る道は金色に輝くすすきの穂に覆いつくされています。その美しさたるや僕の写真の腕前では到底伝えきれませんが、行きかうライダーはこの道を走る間ずっと、えもいわれぬ幸福感に満たされることになるのです。

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色鮮やかな紅葉に誘われて少し寄り道。山々は至る所で赤く染まっていました。

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お昼は南阿蘇の蕎麦屋「日出や」にて。以前にも訪れたことのあるお店です。

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画像中央の奥にお店の入り口があるのですが、目立つ看板もなく気づかない人が多いかもしれません。 シンプルでとてもおいしい蕎麦が出てきますよ。

 

 

  

さらに南へ下り、ケニーロードへ。

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秋はすっかり深まっていて、山の方では日中でも気温10℃を下回っています。出掛ける時に悩んだ末、冬装備で固めて正解でした。

 

 

 

俵山展望所にて。画像はちょっと遊んでHDR風にしてみました。

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南阿蘇鉄道の長陽駅近くです。平成28年の熊本地震で被災し、この区間は未だ復旧していません。

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最後は定番の草千里にて。

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CB1100RSのツーリング適性
本日の走行距離は450km。朝7時に出発し、昼食と写真を撮るためにバイクを降りる以外はほぼ走りっぱなしで、まだ日が明るい17時半に帰宅しました。これだけ走ったので疲労感はあるものの、お尻が痛くなるとか肩が凝るとか手首が痛くなるといった変な痛みはありません。


1日走り続けることで改めてCB1100RSの扱い易さ、ツーリング適性の高さを感じます。高速道路の巡航は余裕のトルクでこなし、ワインディングを流しても良し。なにより景色を眺めながらゆったり走りたい時にバイクから急かされることがなく、緩急どちらの走り方でもリラックスして楽しめる点が素晴らしい。
全体的にスピードレンジは低めで、高速道路は法定速度を守って走るくらいが快適だし、峠道で攻め込もうとすれば回頭性の低さや足回りのバタつきが気になり始めます。その代わり抑え気味のペースでもコーナーリングの充実感を存分に味わうことができるから、速く走る必要がありません。
とはいえ、例えばMT-10やGSX-S1000のようなSS由来の最新バイクと一緒に走ってついていけないかと言えば、そんなことはないと思います。それくらいにペースを上げることは可能だし、前回の記事のように状況が許せば膝擦りも問題なくできます。むしろCB1100RSでついていけないペースというのは、公道ではちょっと速すぎる(危ない)ということではないかと思います。