晴れの特異日 in2018

11月3日・文化の日は晴れの特異日として知られており、少なくとも九州地方は過去数年間にわたり快晴続きです。このブログも開設した年から4年続けて文化の日の記事を更新しています。

 そんなわけで、今年も走らないわけにはいきません。

 

 

 

SPA直入スポーツ走行

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ここ最近は月イチペースで直入を走っています。タイム的には

  • 9月 48秒6
  • 10月 48秒7

と、48秒台には入っているものの微妙な数字。
今回はリアを逆履きして臨みます。SPA直入はタイヤの減りが早く、特にリアはあっという間に溝がなくなるので有効活用しないともったいないです。

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1本目、逆履きのせいかリアが滑る感覚があります。1コーナーの進入でフロントに荷重が寄っている時に、リアからもぞもぞと気持ち悪い感触が伝わってきてイマイチ乗れません。


2本目はリア荷重が抜けないよう後ろ乗りを意識して走り、滑る感覚はなくなったものの1本目の感触を拭いきれず深く寝かせられません。こういう不安がある時ってハンドルにしがみつくような乗り方になってしまい、脱力してバイクに荷重することができません。必然的にタイムも頭打ちで49秒フラットがやっとでした。

 

 

 

走りに悩んだら
一日のうち一度でもグリップに不安を感じてしまうと、以降は慎重な走りに終始してタイムが出なくなります。昨年オートポリスで転倒してからずっと続く低調は、心理的に慎重になりすぎているのが根本的な原因ではないかと薄々気づいているのですが、しかしそこをブレークスルーするのはなかなか難しいところです。グリップに自信が持てないのに力を抜いて深く寝かすには、転倒しても構わないと開き直るくらいの思い切りが必要です。でも転倒となると様々なリスク、仕事や家庭に与える影響、転倒に伴う経済的な面、怪我の痛みや怪我に対する世間の目…このような問題に直面することになります。それを乗り越えようっていう方向性は健全な社会人の健全な余暇の過ごし方としてどうなのか、と思ったりするわけです。したがってたとえ根本的な原因だとしてもそこを深追いするのではなく、遠回りでも別のアプローチ、乗り方の技術的な部分や足回りのセッティングによって不安なくライディングに集中できる状態を造り上げるほかありません。時間が掛かるし、継続性が求められるのでバイクと接する時間が少ないと(前回までの走りを忘れてしまうから)余計前へ進めませんが…。

 

この日は久しぶりにバイク仲間のスミスさんにお会いしました。彼も乗る機会がめっきり減ってタイムが大幅に落ちてしまったそうです。今はバイクにたくさん乗れる状況ではないし、いずれまた自分の時間が持てるようになったら楽しめばよいと考えている様子。
僕も境遇としては同じで周りのタイムを見ると取り残された気持ちにもなるけれど、今の環境に無理に抗うよりも折り合いをつけて楽しむほうが賢明なのでしょうね。

 

 

 

今後の課題
というわけで不完全燃焼気味だった文化の日のスポーツ走行ですが、今後に向けて試したい「気づき」もありました。

  • フロントの接地感に不安はなく、特にタイヤがソフト側のコンパウンド(レーステックRRのK1やスパコルのSC1)だと全然滑る気がしない。対してリアは荷重が前に寄っている時に不安定になる。
  • リアのプリロードを掛けて高くすることで旋回性は増す。ただ、プリロードを掛けすぎてサスの動きが悪くなっているようにも思う。
  • リアタイヤのサイズを180/60に変えてみる? 通常の180/55と比べ外径が大きいからリア車高は上がるし、接地面が増えて安定性も増すかも? どうなの?
  • タイヤで車高が上がればその分リアサスのプリロードは適正なところまで抜けるかも?
  • でも180/60にすれば直進時の車高は上がるけど、エッジ部の車高は180/55と変わらないから旋回性は改善しないかも? どうなのよ?

そんな感じです。今のタイヤを使い切ったら試してみよう。