海沿いを走る

春の足音が近づいてきました。まだ少し冷え込む朝に輝く太陽を浴びながら海沿いを走れば、早春の清々しい空気を全身で感じることができます。

 

とある漁港で小休止。日曜日の港は人の気配がなく、漁船たちが穏やかに身を寄せ合っていました。

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やがて海を望む場所に辿り着きました。

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早いものでCB1100RSに乗り始めてもうすぐ一年、愛着は増すばかりです。大変扱いやすいバイクですが、長く乗って飽きるということがありません。1,100ccを超える排気量、250kgを超える車重にもかかわらず、日本人の体格に絶妙にマッチしたライディングポジションのおかげで、走り出せばマシンがライダーの手の内にすっぽりと収まるような自在感を得られます。エンジンはツーリングで多用する常用域(1,000~4,000回転)から溢れんばかりのトルクに満ち、鋭過ぎない柔軟なスロットルレスポンスと相まって抜群のフィーリングです。
そして、虚飾を排したこの見事なプロポーションと象徴的な空冷エンジンの造形。僕にとって、バイクの理想形がここにあると感じます。
唯一欠点を挙げるなら252kgという車重ですが、最近は取り回しの際に感じるずっしりとした手応えさえも、このバイクの存在感を際立たせるのに必要な要件だと感じるようになりました。重さすら美点であるということです。我ながら病的なまでに「あばたもえくぼ」です。

 

さて、そろそろカスタムにも手を染めようかと画策しています。実は既に社外品のマフラーを注文していて、ショップには入庫済み。近いうちに報告できるのではないかと思います。