CBR250RR オートポリス スポーツ走行 2024.4.6

3カ月前(今年の4月)の走行なのですが、記事を下書きに書き溜めたままだったので今さらながらアップします。

CBR250RRではオートポリス初走行。いつ降り出してもおかしくないどんよりした曇り空で、こういう時は走行前にテンションを上げるのが難しいです。
この日はクラス分けなしの2ALL枠。リッターバイクと混走になるためお互い気を使うところ。走行1本目は9時半から、気温、路面温度ともに16℃前後。冬の間ラジエターに貼り付けていたガムテープは1枚だけ残して剥がしました。

 

 

セッティング関連
スプロケットはリア1丁ショートの直入仕様(14-43)。
タイヤはBS R11 リア150サイズ。HSR九州で1時間使用済み。
サスペンションは前回のHSR走行時から変更なし。
 Fプリロード・・・最弱から10回転締め
 R伸び側・・・最強から6クリック戻し
 R圧側・・・最強から10クリック戻し
速度域の高いオートポリスではファイナルがショート過ぎるのでは?と予想。

 

 

1本目
フロントのブレーキパッドが新品なので慣らしを兼ねつつ徐々にペースを上げていきます。

ブレーキポイントは1コーナー(T1)、3コーナー(T3)、2ヘア(T10)、ジェットコースターストレートエンド(T11)の全てで100m看板が最初の目安。どのコーナーも100m看板から掛け始めると止まり過ぎるので、そこからどれだけ奥に我慢できるかを探っていく感じ。特に1コーナーは意外と奥まで突っ込めます。怖くて早めに握りがちなので反復練習が必要。
それ以外はとりあえずS1000RRと同じ感覚で走ってみます。ベストタイムは2分15秒9。

 

 

2本目
続いて11時からの走行はタイムを追わず、250の走り方を色々と探ってみました。
例えば左の100R(T8)はアクセルをわずかに緩めるか全開のまま通過できそうです。ブリッジ下(T16)も同様。S1000RRだとどちらもブレーキからのアプローチになるので、走りのリズムが異なるポイントです。
全体としてはリッター同様にしっかり向きを変える意識が重要ながら、その中でボトムスピードを落とし過ぎない組み立てが求められると感じました。オートポリスって走りのメリハリを付けづらく、のぺ~っと走りがちなレイアウトで、250だとその特徴がより顕著になる気がします。

 

タイヤのグリップ感がちょっと弱い
各コーナーでグリップ感が少し足りないような? コーナーリングスピードの高いT12ではフロントがダダダッと跳ねるような挙動で、無理するとスリップダウンしそうなフィーリング。

 

 

空気圧
タイヤウォーマーを当てた温間でF2.2、R1.9でスタート。走行直後(ランホット)でF1.9、R1.8。曇りで路面温度が上がっていないことも原因だと思いますが、S1000RRと比べランホットで内圧が低下しがちな感じです。グリップ不足はこれが原因かもしれません。次回はウォーマーでもう少し高めに調整してみようと思います。

 

 

スプロケット
今回ノーマルからリア1丁増やした14-43で走ったところ、ホームストレートで6速吹け切ることはなく、各コーナーでギアの選択に悩むこともありませんでした。
ただ、ホームストレートで吹け切らないもののレッドゾーンに近づいて明らかに加速が鈍化しており、もう少し走り込めば最終コーナーの脱出速度が上がってくるであろうこと、またそれ以外の各コーナーでも全体的に回転数が高めだったことを考えるとノーマルの14-42に戻した方がタイムの伸び代が広がるように感じました。