今回はトライアンフな人々にご一緒して、SPA直入を走ります。
初期型のデイトナ675と並んで。
巨大なスクリーンや太いリアタイヤのせいでS1000RRが一回り大きく見えますが、実際のサイズ感はほとんど変わりません。
1コーナーのブレーキでリアが浮く
SPA直入は400m程度のホームストレートで200km/h超まで加速し、1コーナーに向けて80kn/h前後まで減速します。直線区間が短いせいか焦ってブレーキを握ってしまい、毎回のようにリアを浮かせてスネーキングを繰り返していました。
SPA直入のタコ踊り集。ブレーキがヘタ過ぎる。
— おとわん (@sundayrider675) 2021年7月24日
毎度リアが浮き上がって着地する衝撃でタコ踊り。マシンが暴れるから怖くてアウトに寄せられない(笑) いや笑えない。
直入はストレートが短いから焦ってブレーキを握りがちなんだよねぇ。 pic.twitter.com/D7NBqjTbfB
後になってデイトナ675Rの走行動画と見比べたところ、直線の最高速はS1000RRのほうが約20km/h高くなっていました。ブレーキのポイントは長年走り続けた675Rのリズムが体に染みついており、S1000RRでは突っ込み過ぎだったかもしれません。
舗装状態
SPA直入はオートポリスやHSR九州に比べ路面が荒れ気味なのか、マシンが絶えず小刻みに跳ねている感じです。特にリアタイヤはズルズルとグリップしきれていない感触でした。今回はオートポリスのセットのまま走ったのですが、マシンが跳ねるということは前後ともプリロードを少し抜いたほうが良かったかもしれません。足回りのセッティングで良いポイントが見つかれば、もっとスムーズに走れるはずです。
タイム
今回は2本走ってベストは47秒9。ギリギリ47秒に入って満足です。
250ccにも乗る
超久しぶりにご一緒したIさんのYZF-R25で1本だけ走らせてもらいました。
ノーマルのハンドルはサーキットだと位置が高過ぎるので、マウント位置をトップブリッジ下に変更。
しかしそのままではスロットルケーブルがカウルに干渉するため、なんとスロットルユニットをひっくり返して設置する裏技が施されていました。
このR25、フロントフォークにはKYBのインナーキットが組み込まれてシッカリ感が増したのですが、リアサスはノーマルのまま。コーナーに入っていくとしばらくボヨンボヨン…とリアの挙動が収束せず、待ちの時間が生じてタイムロスしてしまいます。加えてKYBのキットでバネレートが上がったフロントに対しリアが負けている印象で、フロントに安定感はあるもののサスを沈めきれず、ノーマルよりむしろ旋回性が落ちたような気がします。リアサスを換えたらポンとタイムが上がるかもしれません。知らんけど。
最後にS1000RRの写真撮影をして帰ります。
久しぶりに旧知の仲間と一緒に走れて楽しい時間でした。