CBR250RR SPA直入 RSGスクール 2024.5.25

今回はRSGスクールに”走行のみ”で参加しました。午前中サーキットに到着すると自転車の競技が行われていました。

大分県の高校の大会だそうです。僕は同じ二輪ならエンジンが付いている方がいいなと思いました。

 

 

1本目

 

13:00からの走行。気温25.2℃、路面温度56.2℃。

夏日を迎え、午後からの走行ということもあり路面温度がかなり高くなりました。
タイヤはR11でフロントは3時間使用済み(HSR2本、AP2本、直入3本)。リア(150)は新品。
事前にスペアホイールを購入していて、付属する新品ディスクの慣らしを行います。いきなりガツンとフルブレーキせず、最初は緩やかなブレーキからじわじわと強めながら周回を重ねます。ある程度握り込んだところでピットインし、ディスクに黒い皮膜が付いたことを確認。最後にしっかりと握り込んで慣らし完了。
最終周で49秒8。フロントの残ストを見ると少し余っています(黄色のラインがフルストロークの位置)。

余力を残した状態で50秒は切れるようになってきました。
タイヤの空気圧はウォーマーを巻いた温間でF2.2、R1.9。ランホットでF2.1、R1.95。ここからリアは少しだけ下げて1.85に調整。

 

 

2本目
14:00からの走行。気温25.3℃、路面温度56.9℃。
この枠では最初から全開走行を行い、ベスト48秒3。従来の250の自己ベストを0.1秒更新。
1コーナーと最終コーナーのコーナーリングスピード(進入速度及びボトム)を出来るだけ落とさないことを心掛けて走りました。最終コーナーはブレーキを掛けるべきか思案中。ブレーキを握らずアクセルを戻すだけの減速でも行けることは行けるけれど、向きが変わりづらくコーナーで待つ時間が長くなる感じ。それよりブレーキちょい掛けすると向きが変わってシャープに走れます。現時点ではちょい掛けが良さそう。
1コーナーは高い速度を維持しようと頑張り過ぎるとクリップ付近のフルバンクでリアがアウトに流れていくような感触。これはたぶん限界サインなのでそれ以上は無理しません。高い路面温度が影響しているかも?
走行後、リアの残スト。

タイヤの空気圧はランホットでF2.15、R1.9。リアはさらに下げて1.8に調整。

 

 

3本目
15:00からの走行。気温26.0℃、路面温度53.8℃。少し陽が傾いてきて路面温度は低下傾向。
この日最後の走行ではライディングフォームの微修正に取り組みます。僕のフォームは上体が高く頭がセンターからややアウトに残ったままの、典型的な「昭和乗り」。
その改善に向け、まずはコーナーリング中も上半身を低くするフォームを目指します。具体的には両腕の肘を外側に突き出して胸の位置を低く保つようにします(胸がタンクに接しているイメージ)。両肘を突き出すことで自然とその姿勢になります。
上体の姿勢を変えながらバイクの操作は今まで通り下半身、足腰で行うことに集中します。ここは大事なポイントで、何かを変えようとして変えるところを意識し過ぎると、基本の操作が疎かになって本末転倒となることがよくあります。今までの基本を抑えながらプラスアルファの変化を付けられるようにすることが重要です。
このフォームの修正が効いたのかどうか定かではありませんが、2本目の走行で感じたリアが流れる挙動は出ませんでした。またコーナーでマシンがよりインに向かいやすくなった…ような気がします。理屈としては、身体の中で最大の重量物である頭を低い位置に保つことで、コーナーリング中に発生する遠心力(コーナーの外側に行こうとする力)の影響を少なくできるはずなのですが、実感としてはわずかな違いなので気のせいかもしれません。
クリアが取れると48秒台で周回できていてベスト48秒0。47秒が見えてきました。

 

残スト。

リアは2本目より浅いような? タイムは向上したのにちょっと不思議。

 

走行後のタイヤ。
フロント(合計4時間使用)

 

リア(合計1時間使用)

 

 

本日の気づき

  • 1コーナーから2コーナーにかけて出来るだけ長く加速区間を取りたいが、引っ張り過ぎると2コーナーへのアプローチが遅れてインを外してしまい、その後の3コーナーからヘアピンまで全てのコーナーで後手後手になる。程よいところでアクセルを戻す。2コーナーへのアプローチポイントを具体的に決めたい。
  • 3コーナー出口のギャップ(路面の荒れ)は一応補修されたみたいだけど、まだ残っている。ここは踏まない方が無難。そのためには3コーナーの奥にクリップを取ってしっかりインに寄る。
  • 4・5コーナーは絶対に全開。
  • ブラインドコーナーはフルバンクで車体が落ち着いて旋回状態に入ったらパーシャルではなく頑張って開け足す。
  • ヘアピンで待つ時間がありロスしている印象。改善の余地がありそう。
  • 最終コーナーは前述の通りブレーキちょい掛けで。

 

 

タイヤ空気圧(ブリヂストンR11)
これまで走行した感触から、ランホットでF2.2~2.1、R1.8に合わせたいと考えます。気温の高いこれからの時期ならウォーマーでF2.2、R1.8を目安にします。