オートポリス スポーツ走行 2023.4.1

年々サーキット活動の動き始めが遅くなる傾向で、今年は4月に入ってS1000RR初乗りとなりました。昨年11月以来のスポーツ走行で、冬の間まるっとバイクから離れて生活していた感じです。

 

あまりにも久しぶり過ぎて、とりあえず走って感覚を思い出すことだけが目的だし、タイムも二の次なので気分的には非常にお気楽です。一つだけ気掛かりなのは昨年秋に5時間使用し、そのまま冬の間放置してテッカテカに青光りしているタイヤがきちんとグリップするのか?という点です。タイヤの状態には注意を払いながら走りたいと思います。

 

 

走行開始
計測1周目に2分12秒、数周して9秒台。事前の予想だと走り出しは15秒くらいで、なかなか10秒を切れないのでは…と思っていたからちょっと意外。タイヤも使用時間なりにリアがズルズルしてはいましたが、長期間放置の影響で極端にフィーリングが変わるといったことはありませんでした。
しかし走っていて全般的に体がフワフワして落ち着かない感じ。サスがフワフワするのではなく体がフワフワ。筋力不足で正しいフォームを維持できないし、数か月のブランクでそもそも身体の使い方を忘れていて、体の重心をあるべき位置に留めることができずフワフワしている、そんな感じです。バイクを操作しているのではなくバイクに乗せられている典型的な状態だと思いました。
これまでの蓄積のおかげかこんな走りでもすんなり10秒は切れていたので、身体のコンディションを整えながら数回走行をこなせば昨年のレベルには戻せそうです。この点が確認できただけで本日の目的は十分に達せられました。

 

 

古希を越えて速く走る人
今回のハイライトはこちらです。

 

昨年、テレビのニュースで話題になった方ですね。

 

彼の後を追いかけていったところ翌周にこの日のベスト2分8秒0が出たのですが、全く追いつけませんでした。この年齢でこれだけの水準を維持するには計り知れない努力を重ねているはずです。全てのライダーにとって目標となる存在ではないかと思います。

 

 

やる気が戻る
というわけで走る前はあまり気乗りしなかったのですが、一度走ってしまうと案の定やる気が湧いてきてしまいました。
一番の課題は自分の身体がスポーツ走行できるような状態にないことで、もう少しトレーニングの頻度を上げてコンディション造りに励みたいと思います。車体に関しては幾ばくかのアップデートを検討していて、すでにお店に相談済みです。
今シーズンはこれから。昨年果たせなかった自己ベスト更新に向けて、やるべきことを取り組んでいく所存です。