オートポリス スポーツ走行 2022.8.15

珍しくバイクに乗ってから一週間以内に記事更新です。なんでこんなに早いかというと、夏休み中の子供達を引き連れて妻が実家に帰っているからです。おとわんは家に帰ったら自由の身。束の間のモラトリアム。

 

さて、月曜日はお盆休みを利用してオートポリスを走りました。雨の心配がありピットを確保したかったので、早起きして入場ゲートが開く前に到着。しかし既にこの行列。

 

 

忘れ物
どうにかピットを確保して走行準備を始めます。空気圧をチェックしようとホイールを覗き込むと、そこにあるべき物の姿がない。

エアバルブのキャップが行方不明です。どうやら前回のHSRで、走行後のチェック時にキャップを締め忘れてピットに置いてきてしまったみたい。これは困りました。
このまま走っても大丈夫だろう、いや無理せず今日は帰るべきか…ひとしきり逡巡した後に、そういえばバルブキャップは四輪と共通だったことに気づいてトランポのハイエースから拝借し、事無きを得ました。

デカくて見た目はアレですけど機能的には100%問題なし。

 

 

2ALL枠
本日のスポーツ走行は2ALL枠、すなわち排気量・タイムを問わず全ての二輪車が混走です。月末に全日本選手権を控え本気組も多数いる中で、少し心配になる枠の設定です。

 

 

涼しい
例年のことながら夏のオートポリスは過ごしやすい気候です。今日は日中でも24℃台。ただし今にも雨が降りだしそうな曇り空で湿度が非常に高く、暑さは感じないのに汗が止まりません。

 

 

走行記録
S1000RRのサスセッティングは前回のHSRから変更せず、前後とも従来より少し固める方向。
タイヤは4時間使用のパワーカップ2。空気圧は温間でフロント2.3、リア1.7。

9時からの1本目は2分8秒台。1カ月ぶりのバイクで感覚がしっくり来ず、なんとなく乗り方を思い出してきたかな?という頃にチェッカー。フロントフォークはプリロードを掛けたためか残ストに若干余裕あり。

 

続く10時からの2本目は開始早々に転倒発生、赤旗が出たもののほどなくして再開。250の車両や全日本ライダーが入り乱れながら走行するという貴重な経験ができました。

2本目のタイムは2分6秒3(自己ベストの3秒落ち)でした。4時間半使用のタイヤでリアのグリップ低下を感じながらのタイムと考えれば、自分としては及第点です。

 

バンク角は53°~54°。新品タイヤなら57°~58°まで行くのでバンク角もそれなり。

 

2本目の走行ではブレーキをしっかり握ったのでフロントの残ストはこれくらい。

 

走行後のタイヤ。パワーカップ2、相変わらず荒れた様子は見られません。

今年はいかんせん走る機会が少なくて、毎度乗り方を思い出すのに時間が掛かり、感触が掴めてきたと思ったら走行が終わるパターンの繰り返し。でもこういう時は現状維持が出来ていれば御の字だと考えます。

 

 

そして雨
2本目の走行を終えたところで土砂降りの雨が襲来。これにて走行終了です。

 

片付けを済ませた頃には雨も上がり、ひんやりとした風が阿蘇外輪山から吹き下りてきました。そんな空気に早くも秋の気配を感じながらコースを後にしたのでした。