2日目は日向の港から出発です。
朝イチ、馬ケ背に到着。「九州の東尋坊」の異名をとる景勝地です。
断崖絶壁の下を覗き込むと吸い込まれそうで少しくらくらします。心理的に危なっかしい場所ですね。
そこから先はひたすら海岸づたいに北上を続け、大分市街を目指します。
地元の人でなければおそらく誰も立ち入ることのない、静かな入り江で小休止。
海岸線は走るにつれて表情を変えていきます。
豊後くろしおラインを経て大分県佐伯市の「空の展望所」に到着。絶景です。
展望所から近くの港町へと下り、海風館(シーフーカン)でお昼にします。
お昼は佐伯の海風館で海鮮丼。
— おとわん (@sundayrider675) 2022年1月9日
刺身の量も種類も、これでもかっていうくらい入っていて大満足。 pic.twitter.com/lAtbZQbqj3
ちなみにこのどんぶりで1,500円。都会では倍の値段でも文句は言えない内容です。なにより、この鮮度はどんなにお金を積んでも得られるものではありません。本物の贅沢とはこういうことだと実感しました。
九州最東端、鶴御埼灯台に到着する頃には空一面が雲に覆われてきました。
うっそうと茂る木々をくぐりぬけて小径を進むと、ほら穴のような場所に辿り着きます。ここはなんと戦時中に砲台が置かれていたのだとか。
人里離れた岬の突端にひっそりと残された砲台跡地。かつてここを守る者が、軍服を着てまさにこの場に屹立していた…そんなことに想いを馳せると背筋がゾクゾクしてきます。
ツーリング2日目はやがて日が暮れてゆきました。残るは3日目、最終日です。