神々と仏を巡るツーリング その2

2日目は日向の港から出発です。

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朝イチ、馬ケ背に到着。「九州の東尋坊」の異名をとる景勝地です。

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断崖絶壁の下を覗き込むと吸い込まれそうで少しくらくらします。心理的に危なっかしい場所ですね。

 

 

そこから先はひたすら海岸づたいに北上を続け、大分市街を目指します。
地元の人でなければおそらく誰も立ち入ることのない、静かな入り江で小休止。

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海岸線は走るにつれて表情を変えていきます。

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豊後くろしおラインを経て大分県佐伯市の「空の展望所」に到着。絶景です。

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展望所から近くの港町へと下り、海風館(シーフーカン)でお昼にします。

ちなみにこのどんぶりで1,500円。都会では倍の値段でも文句は言えない内容です。なにより、この鮮度はどんなにお金を積んでも得られるものではありません。本物の贅沢とはこういうことだと実感しました。

 

 

九州最東端、鶴御埼灯台に到着する頃には空一面が雲に覆われてきました。

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うっそうと茂る木々をくぐりぬけて小径を進むと、ほら穴のような場所に辿り着きます。ここはなんと戦時中に砲台が置かれていたのだとか。

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人里離れた岬の突端にひっそりと残された砲台跡地。かつてここを守る者が、軍服を着てまさにこの場に屹立していた…そんなことに想いを馳せると背筋がゾクゾクしてきます。

 

 

ツーリング2日目はやがて日が暮れてゆきました。残るは3日目、最終日です。

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