SPA直入
今年の初走行は3月、SPA直入でした。
冬の間、筋トレに励んでいたおかげで体も良く動き、自己ベストを更新。
レースカウル装着
ヘッドライトユニットを取っ払って軽量化を図りたいのと、万が一のオイル漏れ対策としてアンダートレイを装着するため、レースカウルを導入。
見た目はすっかりレーサー車両になりました。
オートポリス
フロントタイヤのコンパウンドをソフト(レーステックRRのK1)に変更すると、何をしても滑りそうにないような強力なグリップ感を得て、タイムもこれまでの自己ベストを一気に2秒更新、2分6秒台に。
転倒
そんな矢先の5月末に転倒。最終コーナー手前の大きく右に回り込む区間でフロントからスリップダウンしました。まさに足元をすくわれた格好です。
セローでもコケる
オートポリスの転倒から車両を修復している間、セローでウイリーの練習に励んでいたところ、コントロールを失ってまたもや転倒。バイクはまあまあ無事でしたがこの時は自分の体が痛かった…。
675R復活とスランプ
お世話になっているショップの的確な作業で675Rは無事再生。
バイクは良くなりましたが乗り手の方が転倒のイメージがなかなか抜けず、思うように走れなくなってしまいました。
オートポリスでは10月に一旦8秒まで戻ったものの、11月の走り納めでは14秒がやっとという体たらく…。フロントフォークのストロークを見ると、転倒前はほぼフルストローク付近まで使えていたのに転倒後は残スト余りまくりで、いかに荷重を掛け切れていないか(マシンを信頼して身体を預けることができていないか)一目瞭然です。
体のコンディショニング作り
3年ほど前から筋力トレーニングを中心にライディングのための体作りを継続しています。といっても筋トレに割ける時間はさほど多くないしマッチョを目指しているわけでもなく、主に下半身と体幹の筋肉に刺激を与えてライディングにおいて最低限必要な筋力を維持するよう心掛けています。
僕の場合トレーニングとサーキットのタイムには明確な相関関係があり、バイクに乗る時間が少なくても筋トレを継続している間は体がしっかり動いてそこそこのタイムで走れることが多いです。
今年の総括と来年の見通し
SPA直入の47秒台って僕にとっては過分なタイムで、その昔まだ50秒も切れない時分には神の領域みたいに憧れていたタイムでした。最近の選手権ライダーは46秒、45秒が当たり前だし全日本ライダーともなると43秒を窺うようなタイムで走りますので、それに比べたら47秒なんて平凡な記録です。上を見たらキリがありませんが、月イチファンライドを楽しむスポーツ走行愛好家レベルには十分満足できる数字だと思っています。そんな達成感もあり、今年はSPA直入に通う回数が大幅に減りました。
オートポリスでもベストを更新して今年の前半はいつになく好調でしたが、好事魔多しというべきか、転倒を経験してその後すっかり調子を落としてしまいました。
来年は675Rを購入後、節目の5年目に入ります。まずは転倒前の走りに戻すことが先決ですが、その先にかねてからの目標である、
- オートポリス 2分5秒切り
- HSR九州 1分10秒切り
を達成して、このバイクとして集大成の年にしたいと思います。