最近はいわゆる可処分時間が少ない日が続いていて、バイクに乗る時間は確保できてもブログの更新まで手が回りません。備忘録的に記しておこうと思います。
7月第3週 SPA直入スポーツ走行
2か月ぶりのサーキット、2か月ぶりのデイトナ675R。
梅雨明けしたばかりの九州地方は耐え難い暑さでした。
日陰で測って33℃、外で測れば40℃を優に越えます。
路面温度は午前中で既に55℃。
久しぶりにサーキットを走ってみたら、もう全然ダメ。体が全く動かない。昨年から始めた筋トレもここ最近サボり気味だったし、セローのユルいライディングポジションとユルい走りに慣れてしまったせいで、スポーツ走行のための身体的な準備が全くできていませんでした。
たとえばの話、仕事と家庭サービスに明け暮れて日ごろ全く運動もしない中年のおっさんが、真夏の炎天下でいきなりサッカーをやったらどうなるでしょうか? あっという間にバテてサッカーを楽しむどころではありません。バイクのスポーツライディングも全く同じです。重くて言うことを聞かない体にムチ打ちながら走りますが、48秒中盤がやっと。この日はこれが限界でした。
ファンライドというスタンスであっても日々のトレーニングは必須で、最低限のフィジカルな準備ができていないとライディングを楽しむことはできないことを改めて痛感しました。
7月第4週 HSR九州スポーツ走行
直入を走った翌週は、復旧したHSR九州を訪れました。
地震の被害を受けた旧ピットは更地に。代わりに仮設テントでピットが設けられ、電源は使えません。
復旧半ばのこの状態で一般開放してくれるのはとてもありがたいことだと感じます。しかも震災後初めての走行は1本無料のサービス付き(コースライセンス保持者)。被災したのはサーキットのほうなのにライダーにこんな配慮をしてくれるなんて、本当に頭が下がる思いでした。
コースは路面が全面再舗装済み、ウルトラスムーズです。
昨年初頭に路面改修が実施された際、それまで存在していたバックストレートエンドのわざと掘ったようなギャップがなくなっていましたが、今回の再舗装で復活していました。「わざと掘ったような」と冗談で思っていましたが、このギャップ、本当にわざと掘っているようです。僕はバックストレートエンドのブレーキングが甘々で余裕があるのでギャップを通過しても問題ありませんが、ブレーキングでタイムを切り詰めるレベルの人はラインの変更(ギャップのあるアウト側を避ける?)が必要なのかなぁ、と思いました。
前週に直入でスポーツ走行したおかげで身体的にも短時間であれば多少は動くようになり、自己ベストを1秒近く更新する望外の結果となりました。路面再舗装の恩恵によるところが大きいです。