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Sunday Rider's Log

トライアンフ・デイトナ675Rでツーリングとスポーツ走行の両立を目指します

    文化の日には、文化的活動を

    日本人のバイクに対する偏見というか悪しきイメージは相当根深いものがあって、いくら僕達ライダーが「モータースポーツは文化だ」と口走ったところで、世間一般の認識では到底認められるものではないというのが現実です。世間のそうした偏見の大部分は的外れ(「バイクは不良の乗り物」みたいなシンプルな偏見)ではあるものの、その根拠となる一番の原因、すなわちバイクが危険であるということはいかんとも否定しがたく、歯がゆい思いを抱かざるを得ません。
    「バイクで事故を起こせば、悪くしたら死ぬんでしょう? そんな危険な乗り物になぜ乗るの?」と聞かれたときに、どう答えたら良いのでしょうか。絶対に事故をしないことなどあり得ません。本人に非がなくとも相手車が突っ込んで来れば事故は起きます。事故が起きれば乗用車より二輪車のほうが重傷を負いやすいのは明らかです。しかも、趣味で乗る限りバイクは生活必需品ではありません。そんなものになぜリスクを冒してまで乗るのか?
    世間一般を納得させるような答えは…、見つからないかもしれません。僕達がバイクに乗る理由、それは言うまでもなくバイクが好きだからです。好きなことに理屈などありません。好きだからこそ、バイクに乗り続けるためにリスクは出来る限り減らさなければならないし、世間一般の「なぜバイクに乗るのか」という問いに対する答えを考え続けなければいけない、それがライダーとしての最低限の義務だと考えています。

     

    そうそう、9月に発売された「ゲッカンタカハシゴー」は、このようなバイクと危険の関係性について様々な観点から記事が寄せられ、大変読み応えのある一冊でした。是非ご一読を。

     

    ゲッカンタカハシゴー 第1ゴー:バイクは危ないけど面白い | 三栄書房

     

     

    SPA直入でスポーツ走行
    話がずいぶんと脱線しましたが、要するにそんな自称文化的活動であるバイクに乗ってみた、というのが今回の話です。SPA直入でスポーツ走行、実に1カ月ぶりのバイクです。

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    快晴ながら、昨晩からの冷え込みで冬を思わせる風の冷たさでした。

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    日中の気温は13℃前後。路面温度は30℃まで上がってタイヤのグリップ低下を心配するような数値でもありませんし、肌寒い気温は走り出したら汗をかかずに済むぶん体力的な負担も減ります。個人的にはこれくらいの気温が一年の中で最も走りやすいように思います。

     

     

    1本目
    最初の走行は体慣らしを兼ねて前回と同じサスセットで走ります。

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    タイムは49秒7。

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     残ストは、だいたいいつもの位置。

     

     

    2本目
    2本目はフロントのセッティングを変更します。

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    イニシャルプリロードを+2回転、伸側減衰を+2クリック。
    走り出してすぐに変化を感じます。最初に感じたのはフロントの位置が高いこと。ブレーキの掛け始めでフロントフォークが今までのように“ストン”と沈み込まないためフロントが地面から随分と遠く感じます。ブレーキを掛けているのにフロントが高いまま、なんだか車体がスーッと前に出てブレーキが効いていないような錯覚にも陥りました。
    ただ、もちろんブレーキが実際に効いていないわけではなく、ブレーキポイントは今まで通り。また、走行後の残ストを見ても、

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    1本目と同じか、むしろより深い位置にあります。フロントが沈まなくなったわけでもありません。今までブレーキを掛けたらフロントがすぐに“カックン”と入る挙動に慣れてしまったため、掛け始めの挙動が穏やかになったらかえって違和感を覚えてしまったようです。しかしこれは本来好ましい変化のはず。実際、しばらく走って慣れてくると2コーナーから3コーナーの切り返し、あるいはブラインドや最終コーナーでブレーキを握りながら寝かせていく場面で車体が余計な動きを見せないため格段に走りやすくなりました。内向性が弱まる(コーナーで大回りする)感覚もなく、むしろ車体の安定感からバンク角は一段深く取れるようになりました。タイムは49秒0。この675Rではベストタイムです。
    せっかくなので48秒台に入れておこうとその後やや強引な乗り方になって、1コーナー立ち上がりでリアをズル~と滑らせてしまい、ビビリミッターを作動させる結果となりました。

     

     

    3本目
    2本目よりプリロードをさらに半回転締めこんでみましたが、僕自身のビビリミッターが絶賛作動中のため、まともに走れず。

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    残ストは、

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    2本目より若干余裕があります。これはプリロード変更の影響よりも、僕の走りに問題があって荷重を掛けきれていないだけだと思います。

     

     

    まとめ
    フロントを固めていく方向性は正しかったようです。車体の余分な動きが減り、積極的に荷重できるようになりました。タイム的にも、リアを滑らせるまでは明らかにペースが上がりました。
    フロントが高く感じるのは、以前変更していた突き出し量が影響しているかもしれません。ノーマルの突き出し量12mm(ケガキ線4本目)に対し、現状は6mm(ケガキ線2本目)に減らしています(その分フロントが高い)。次回の走行では突き出しをノーマルの12mmに戻し、プリロードは残ストを見ながらさらに締めこむセットを試してみたいと思います。