今回は二日間に渡りHSR九州でスポーツ走行を行いました。
HSR九州は熊本県大津にあるホンダの熊本工場に併設されたサーキットで、本来はホンダのテストコースでありながら土日祝日に限り一般開放されています。九州選手権が行われるほか今年の7月にはピレリカップも開催されました。九州のライダーにとってはおなじみのサーキットです。
通常は決算日より3カ月以内に行われる最上位の意思決定機関
サーキットに到着すると、コース上にはものすごい台数のバイクで溢れかえっていました。
カブ、カブ、カブ…。
聞けばカブ主総会というイベントで、各地からカブオーナーが集まっているそうです。
なかなかの壮観でした。
3年ぶり
HSR九州を走るのはとても久しぶり、675Rでは初めてです。過去の走行履歴を見ると2012年の5月に走ったのが最後で、実に3年ぶりの訪問となりました。
過去の自己ベストは1分14秒0、当時も年に1~2回程度の走行だったので走り込んだうえでのタイムではありませんが、ひとまずこれを今回の目標とします。
1日目
最初はコースの走り方を思い出しながら、というかもともと思い出すほどの蓄積もないのでブレーキポイントと立ち上がりのラインを中心に探り探り周回して1分16秒台。
サスセッティングも良くわからないので、とりあえず前回のSPA直入のセットよりフロントを少し柔らかめにアジャスト。慣れないコースでまだ荷重を掛けきれないだろうと予想しましたが、フロントの残ストを見ると意外と奥まで入っています。
2本目、3本目ではプリロードと圧側の減衰を締める方向で調整したところ、残ストはやはり変わらず。裏ストレートのブレーキング地点に「わざと掘ってあるのか?」と言いたくなるような大きなギャップがあって、そこで瞬間的にサスが入っているだけかもしれません。通常のコーナーの進入部分ではまだフロントに荷重を掛けているような手応えはありません。
フロントを固めていけば確かにブレーキは安定しますが、一次旋回でサスが入っていかないぶん回頭性が不足気味に感じ、特に二つのヘアピンでその傾向が顕著です。
1日目のベストは1分14秒6でした。
2日目編に続きます。