Sunday Rider's Log

トライアンフ・デイトナ675Rでツーリングとスポーツ走行の両立を目指します

    SPA直入スポーツ走行 2016.3.6

    先月にシートカウルを変更した後は前後サスをオーバーホールに出して、今冬のメンテナンスは一通り終了。スリッパークラッチ、シートカウル、サスO/Hと色々手を加えたマシンの感触を確かめるために、いつものSPA直入に出向きます。

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    いつものトラック、いつものピットで変わり映えのしない写真を一枚。前日の天気予報は断定的に雨を宣告していたのに、当日を迎えると薄日の差し込む曇り空。幸運にもドライで走ることができました。

     

     

     

    スリッパークラッチ
    1コーナーの進入で、なんとなく効いているような感覚はありました。今まで「ウネウネッ」だったのが、「ブルブルッ」に変わりました。「ウネッ」となりかける時にクラッチが駆動を逃がしてタイヤが小刻みに震えているような…? 言葉で説明するのは難しいのですが、ちゃんと仕事をしている様子は感じ取れました。
    ただし、ブレーキの掛け初めでガッツリ握ってしまうと、やはり極端な姿勢変化が起きてリアが流れてしまいます。僕自身のブレーキの技術をもう少しまともなレベルに引き上げないと、リアが不安定となる根本的な解決には至らない、と思いました。

     

     

     

    シートカウル
    レース用のシートカウルはとても好印象でした。車体の操作にダイレクト感が増すことはもちろん、座面が高くなったことでハンドルまでの位置が近くなったようで、ライディングポジションがコンパクトになりました。

     

     

     

    サスO/H
    サスはオーバーホールと同時にイニシャル/減衰の再セットアップも施してもらいました。再セットアップで車体姿勢が適正化されたためなのか、オーバーホールによって本来の動きを取り戻したためなのか、あるいは今年に入ってリアタイヤのサイズを変更(180/55→180/60に、詳しくは後述)したためなのか、理由は判然としませんがコーナーでの内向性が強くなっていました。今までの感覚でコーナーに入っていくとオーバーステア気味(曲がり過ぎ)で車体を起こす必要がありました。これは極めて好ましい状態です。

     

     

     

    リアタイヤ180/60
    ピレリ・スーパーコルサの180/60。扁平率が従来の55に対し60というサイズのリアタイヤです。単に扁平率が5%違うだけではなく、横幅もかなり大きいし全体的にワンサイズ大きなタイヤという印象です。180/55より外径が一回り大きいので、車体姿勢としてはリアがかなり高くなっている感じです。
    このタイヤの感想としては、ハンドリングが重い…。体力のあるうちにエイヤッと一発のタイムを狙いに行くには良いのですが、少しでもバテてくるとアベレージタイムが落ちてしまいます。僕のレベルではメリットよりデメリットが目立つ印象です。このタイヤに合わせて車体のセットアップをしっかりできる人なら使いこなせるのでしょうが…。

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    走行後。酷いアブレーションが乗れていない様子を物語っています。

     

     

     

    まとめ
    というわけでリア180/60タイヤだけは微妙な感じですが、それ以外は概ね好感触でした。タイムもなんとか47秒台にかすったので、今後走りこんでいくことで期待を持てる結果と言えそうです。

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    サーキットでタイムを切り詰めていくために最も必要なことは走り込むこと、実のある練習を重ねることであるのは言うまでもありません。しかしバイクを余暇で楽しむスポーツ・趣味と考える場合、またバイクと接する時間が限定される場合、より良い道具を手にすること、あるいは手持ちの道具をより良いものに変えていくことでスキル向上の一助とするのも、一つの考え方ではないかと思います。少なくともアメリカ製2気筒エンジンの車体に大金を注ぎ込んでわざわざ乗りにくいバイクを作り上げるよりかは、いくぶん健全な思想ではないかと思料するところです。

    …ま、バイクに興味のない人から見ればチョッパーハンドルとセパレートハンドルの違いなんて五十歩百歩というか、目くそ鼻くそを笑う話に過ぎませんがね。