健脚ドッグ

年をまたいで預けていた675R。作業が完了したとの連絡を受け、早速引き取りに行ってきました。作業をお願いしたのは北九州のレイラスポーツです。

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REIRA-SPORTS レイラスポーツ ブログ

 675Rの作業状況はこちら ⇒ http://blog.reira-sports.com/?p=12133

 

今回、足回りの作動性から車体姿勢まで含めセッティングを大幅に見直してもらいました。具体的な数値は割愛しますが、その方向性は明快なものでした。
まず前後ともプリロードを緩めて(弱めて)サスを動きやすくしたうえで、

  • フロントは圧側減衰を抜き(弱めて)、伸側減衰は大きく締める(強める)
  • さらにフロントは突出しも増やす
  • リアは圧側減衰をやや締めて(強めて)、伸側減衰は大きく緩める(弱める)

つまり、フロントは沈みやすく伸びにくい。リアは沈みにくく伸びやすい。
プリロードを緩めて前後ともサスが深いところまで入っていける状態を基本としつつ、動的な姿勢としては前下がりを維持するという方向性を、セッティングの数値から明確に読み取ることができます。

正直なところ僕が今まで考えていたセッティングはこれと真逆を進んでいました。道理で今まで走りにくかったはずだ…という妙な安堵感を得る一方、あまりにも正反対すぎて不安も覚えます。こんなフロントではブレーキでスコンと入り過ぎて、強く握れないんじゃないかとか、前後とも柔らか過ぎて乗りづらいんじゃないかとか…。

お店の話では、サスセッティングは一発で正解が出るわけではなく実走を繰り返して絶えず調整していくもの、今回はあくまでスタート地点の構築に過ぎないとのことです。確かにセッティングがそういうものであることは良く理解できます。少なくとも、今までの状態が悪すぎたのでこれ以上悪くなるとは考えづらいし、期待8割・不安2割を抱えて、さっそく今週末はSPA直入の会員感謝デーにて走り初めに臨みたいと思います。