オートポリス スポーツ走行 2020.8.15

久しぶりにオートポリスを走りました。

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お隣のCBRとNinjaはたまたま相ピットすることになった2台です。

 


お盆休みのあいだ日本列島は猛暑に見舞われて九州地方も平地では35℃を超えていましたが、避暑地オートポリスは午前中のピットで24℃。

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今回、僕が走るのは遅いクラスの2P枠。
次週に九州選手権、9月には全日本選手権が控えているので2R枠は錚々たるメンバーが押し寄せていた模様です。

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1本走った時点でフロントタイヤに嫌~な感じのアブレーションが…。

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3年前に転倒した時も同じような状態だったことが頭をよぎり、2本目はマージンを多めに取って走ります。タイムは2分10秒前後。

  

 

今回の走行動画。相変わらず見どころはありません。クリッピングポイントでひたすらイン付きを外しまくる締まりのない走りが延々と続きます。だって端っこ走るのは怖いんだもの。

 

 

2本目終了後のフロント。

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ザックザクです。スーパコルサのSC1なのですが、以前からSC1(とレーステックRRのK1)は真夏の高温時にこのようなアブレが出がちで、路面温度との相性に問題があるのかもしれません。

  

 

今回は久しぶりの走行ということで、タイムは気にせず気持ちよく走ってスピードに慣れることを主眼に置きました。フロントタイヤの荒れも気になり追い込むような走りはしなかったものの、時おり10秒を切るラップもあったので満足です。
なにより、この時期でも30℃を下回るオートポリスの気候のおかげで快適に走ることができました。これがSPA直入やHSR九州だったら灼熱の暑さに見舞われて、1本走るだけでバテていたことでしょう。夏はオートポリスに限ります。

CB1100RS × STOMPGRIP

CB1100RSにストンプグリップを貼り付けることにしました。
ストンプグリップというと例のイボイボが思い浮かぶと思いますが、実は別バージョンも存在するのです。
それが、コレ。

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「ICON(アイコン)」というタイプで、イボイボの代わりに商標を模した凹凸が施されています。

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ウェアへの攻撃性
従来のストンプグリップはニーグリップに絶大な効果があるものの、ウェアが摩擦で痛むのが難点でした。

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この画像はツナギの膝ガシラ部分です。デイトナ675でストンプグリップを使い続けた結果、ツナギの丈夫な革がボロボロになってしまいました。
CB1100RSはツーリング用途なのでこんなに激しく擦れることはないと思いますが、それでもお気に入りのウェアが痛むリスクは避けたいところ。その点「アイコン」タイプなら表面が比較的平滑でダメージが少ないと見ています。

 

 

 

貼り付けてみる
ストンプグリップにCB1100RS向けの車種専用品はありません。汎用タイプの中から小ぶりなサイズの

  • 『スプリント アイコン』(品番50-14-0007)

をチョイス、さっそく貼り付けてみました。貼る位置は実際にマシンに跨りながら、内腿や膝が接する場所に合わせて調整します。パッドの向きはタンクの形状に合わせてあえてメーカーの想定と反対向きに貼り付けました。

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これで実際に走ってみると腿から膝にかけて吸い付くような感触で、滑りやすい布製のウェアでもずれることなく安定してニーグリップが出来ました。満足です。

 

 

 

見た目は?
画像では光が反射して少し浮き出たように見えるものの、実際の見た目はそれほど目立ちません。従来のイボイボタイプだとCB1100RSの古典的なスタイルにややアンマッチですが、このタイプであれば許容範囲かなと思います。

 

 

 

タンクパッドは重要なカスタムパーツ
ニーグリップは言うまでもなくライディングにおける基本中の基本です。下半身のホールドを疎かにしていたら、どんなライディングテクニックを弄そうと何の役にも立ちません。他メーカーから安価な滑り止めパッドも出ていますが、フィット感がイマイチだったり滑り止め効果が弱くて安定感がないなど、やはり安物はそれなりという印象です。このパーツはこだわりたいところです。

  

STOMPGRIPのサイト(英語)
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僕はここで買いました
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amazonやWebikeでも買えるようです。

デイトナ675Rの最高速

まずは短い動画を。

オートポリスのホームストレートの様子です。スプロケットはフロント14丁・リア48丁で、6速でレブに当たっています。この時の最高速はGPSロガー実測値で232km/h。画面右下に表示される速度はGoPro内蔵のGPSで計測した数値ですが、より精度の高いGPSロガー(Garmin GLO2)でも同様の速度を記録していました。

 

オートポリスにおいてこのスプロケットの組み合わせでは、ホームストレートで速度が頭打ちになってしまいます。もう少しロングに振る必要があります。
下表はこのセッティング(14-48)を基準として、ファイナルを変更した時の最高速を計算したものです。

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リア2丁落としの14-46なら最高速をあと10km/h伸ばせるので、オートポリスの直線でもレブに当たらずちょうど良さそうです。
過去に14-46で走行したことがあって、ストレートで吹け切ることがなく、また各コーナーのつながりも問題ありませんでした。現状はこの組み合わせがベターかもしれません。 

 

ちなみに最終型デイトナ675の純正スプロケットは15-47です。上表からノーマルでの最高速は理論上254km/hであることが分かります。(長~い直線があれば多分出るはず)
なお、この記事における速度は全てGPS実測値の話です。車両のメーターに表示される速度は実測値より10%程度高くなるのが一般的です。

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デイトナ675のスプロケット・減速比については、こちらの記事もどうぞ。