Sunday Rider's Log

トライアンフ・デイトナ675Rでツーリングとスポーツ走行の両立を目指します

    Z900RS

    カルガモのヒナが初めて見た物を親だと思い込み後を追いかけるように、バイク乗りにとって若い頃最初に憧れた1台は年齢を重ねても永遠に憧れの対象であり続けるものです。昨今のネオクラシックブームは40代以上のライダーのこうした傾向が根底にあると思いますが、その中で真打ちともいえるカワサキ・Z900RSのデリバリーが開始されました。僕も強い関心を寄せている1台です。

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    僕がバイクを乗り始めたのは90年代、ゼファーに端を発するネイキッドブームの時代。Z900RSはZ1のオマージュだと言われますが、僕にとっては世代的にゼファーの姿を重ね合わせてしまいます(ゼファーもZ1/Z2のリバイバルなのでしょうが)。いずれにせよやっぱりネイキッドこそがバイクの王道だよね、というのが僕の若い時に刷り込まれた価値観です。
    しかしZ900RSは一見オールド風ながら、車体構成は旧来のネイキッドと全く異なるものです。

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    ネイキッドを定義するなら、

    • 丸目一灯
    • ダブルクレードルフレーム
    • フロント正立フォーク
    • リア2本サス

    といったところでしょうか。このうちZ900RSが当てはまるのは丸目一灯だけ。特にリアがツインショックかモノサスかというのはネイキッドを語るうえで重要なポイントで、Z900RSのリア周りの造形を受け入れられるかがこのバイクの評価の決め手となりそうです。
    もう一つ、個人的に残念なのが水冷エンジンにフィンを追加している点です。バイクの美しさ、格好良さは機能美だからこそ。必要な機能を満たすために造られたパーツの姿かたちを結果的に我々は美しいと感じるのであって、見た目ありきで後付けされたギミックに心を動かされることはありません。

     

    一方でこうした外観のこだわりから視点を移すと、現代的な装備で身を固めたこのモデルが高い走行性能を有していることは想像に難くありません。倒立フォークにリアはリンク式モノショック。ラジアルマウントのブレーキキャリパーにスリッパークラッチ、電子制御でトラクションコントロールまで備わっているというではありませんか。車両重量はこのジャンルとしては軽量、見た感じバンク角も確保されているようで、サーキットに持ち込んでもそれなりのタイムで走ってしまいそうな予感があります。スポーティで乗っていて純粋に楽しいと思えるマシンに仕上がっているのでは、と期待せずにいられません。

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    思うにカワサキはこのZ900RSを、Z1のオマージュあるいはレプリカとして生み出したのではなく、あくまで現時点で最先端・最良のスタンダードバイクを造り上げ、マーケティング上ボリュームゾーンである40代・50代の嗜好に合う外観を与えた、というのが本当のところではないでしょうか。そうして出来上がったZ900RSを懐古主義ではなく新時代のネイキッドとして提案していると考えれば、まことに好感を持って受け止めることができます。

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    以上、発売されたばかりの話題のモデルについて所感を述べてみました。いずれ所有したいと思わせる候補の一台です。

    大相撲観戦

    年に一度くらいはバイク以外のネタにも触れましょう。
    昔から大の大相撲ファンである両親を連れて、九州場所を観戦しました。

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    まずは力士の入り待ち。人気力士の嘉風が間近に。

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    松鳳山。顔が怖いです。地元福岡の出身です。

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    千代丸。顔のパーツが真ん中に寄っているのか、顔の輪郭が広いのか。

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     幕内力士の土俵入りです。

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    白鵬の土俵入り。ずば抜けて強いことは確かなのですが、彼独特のメンタリティは大相撲の伝統と相容れない面があるのかもしれませんね。

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    まあ、僕は大相撲に詳しいわけでもないのでよくわかりませんが…。

     

     

     

    土俵外の問題で何かと騒がしい昨今、それでも生で見るとやはり良いものです。

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    冬将軍

    冬が来る前にオートポリスの走り納めをしておこうと思ったら、いきなり冬がやってきました。非常に迷惑です。

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    サーキットに到着すると気温2℃。小雪が舞い始めた時点で戦意喪失、体も心もすっかり凍えて縮こまってしまいました。

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    とはいえ恐らく今年最後のオートポリス、走れるだけ走っておこうと心を奮い立たせてコースインしたところ、2周目のブリッジ下でさっそくリアをズルっとさせて本日のビビリミッターが全力で作動開始。こうなると僕にはもはや成す術がありません。いくら寝かそうとしても頑として直立を続ける車体。右手の中で鉛のように重くなったスロットルは、マシンを前に進ませることを拒んでいるかのようです。(バイクの不具合ではなく、全て乗り手の心の問題ですが)

     

     

     

    午後になって天気だけは回復し、路面温度もほんのり温もってきました。

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    今度こそはと気合いを入れ直して臨みますが、一度萎縮した気持ちは元に戻りません。何をやっても転びそうで、握れない・寝かせられない・開けられないの三拍子が揃いました。もともと臆病な性格だと自覚はしているものの今日は何もかもが怖くて、そこまで慎重にならず普通に走ったって転ぶこともなかろうもん、と頭の中では思っても体が全く言うことを聞きません。事故なく怪我なく帰れることが何より、というお決まりの言い訳は何の慰みにもならず、打ちひしがれた気分です。

     

    そんなダメダメな走りですが一応動画を撮影していました。全く見どころのない映像ですが…。

     

     

    走行後のタイヤを見てみましょう。フロントです。

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    リア。

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    フロントはもう少しイケそうな気もしますが、リアは右サイドが磨り減ってきました。このタイヤは5月の転倒後に替えて(右回りの)オートポリスを4回、(左回りの)HSR九州を2回、それぞれ30分の走行枠で計15本走りました。1本につき実質の走行時間を20分とすると15本×20分=300分、すなわち5時間使用でこの状態です。今回は随分長持ちしたように思います。転倒後でタイムが落ちていることも関係しているかもしれません。

     

     

     

    そうそう、昼からチームグリーンのトランポもやってきましたよ。ピットに車両をしまい込んで、何やら作業を進めていた様子です。

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