CB1100RS アールズギア ワイバンクラシックチタン Twin Type

CB1100RSのマフラーを交換しました。アールズギアの2本出しです。

  

 


ビフォー・アフター 比較画像

全体像(ノーマル)
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全体像(アールズギア)
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純正、アールズギアともメガホン形状の2本出しなので全体の雰囲気は大きく変わりません。

 

 

エキパイ中間部(ノーマル)
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ノーマルマフラーは一見してステンレス製のようですが実は中間部分がスチールで、その上をメッキカバーが目隠ししています。涙ぐましいコストダウンの産物です。エキパイの構成は4-2。

 

 

エキパイ中間部(アールズギア)
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アールズギアは言わずもがなの総チタン。総ヒノキみたいな贅沢な響きです。エキパイの構成はノーマルと同じ4-2ながら、中間パイプにバイパスが通されます。

 

 

サイレンサー(ノーマル)
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純正は質実剛健、多室構造。

 

 

サイレンサー(アールズギア)
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アールズギアはストレート構造。
チタンマフラーと言えば色鮮やかな焼き色がトレードマークですが、CB1100RSはサイレンサーエンドにワンポイントで入るのみ。あえて色味を抑えたデザインが古典的な雰囲気の車体にマッチします。

 

 

エキパイ(アールズギア)
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チタンのエキパイは購入時無色。排熱によってこのような焼き色に変化しました。

 

 

 

気になる音は?

 


純正マフラーは4-2構造。片側のサイレンサーに耳を傾けると、一般的な直4集合管の「ボォー」という音ではなく、2気筒エンジンのような粒感のある音です。ホンダはCB1100の排気音をかなり作り込んでいるそうで、昔ながらの空冷4発のバラバラ、ドロドロとしたフィーリングを出すためにあえてこのような音に仕立てているのだとか。
これに対しアールズギアの音は、粒感は残るものの集合管に近いイメージ。

シートにまたがってヘルメット越しに聞く音はまた少し違う印象となります。純正マフラーはやはりドロドロとした音が強調されて聞こえるのに対し、アールズギアは軽くブリッピングすると「ヴァンッ!」という燃焼音、爆発している音が響きます。雑誌等のインプレッションでは「ジェントルな重低音」と評されているようですが、決して退屈な音ではありません。躾けられた野性的な音、檻に閉じ込められた猛獣の咆哮と言えば分かるでしょうか(分からない)。SS系エンジンの硬質な音色とも異なる、どこか湿度を伴った有機的な重低音が腹の底から乗り手の心を満たします。個人的には、どストライクな音です。

 

音量に関しては、アイドリング時はアールズギアのほうが静かで、住宅街で暖気するのにさほど気を使わなくなりました。アールズギアはそこから回転数が上がるに従って音量も盛り上がっていく感じ。純正はアイドリングでドロドロとした音が響き、そこから吹かしてもあまり音量が変わらない感じです。総合的には両者とも同じくらいの音量ではないでしょうか。騒音規制の見直しで今時の純正マフラーは驚くほど良い音がします。

 

 

 

性能は?
アールズギアは純正の半分の重さ、約8kg軽量化されます。交換する前は、重さが半分になるからと言って体感できるほどではなかろうとタカをくくっていましたが、意外にも交差点を曲がるなど低速時の操作で「よっこらしょ」感が軽減されたので、軽量化の恩恵はあるようです。
メーカーのホームページによればトルク・馬力ともにアップするようで、ギアを引っ張り気味にアクセルを開けていくと確かに加速感が鋭くなったように思います。サーキットを走れば最高速に差が出るのではないでしょうか。

 

 

 

総評
軽量化とパワーアップでマシンの性能が底上げされることは間違いありません。しかし非常に高価なパーツですから、値段に見合うだけの効果があるかと言われれば微妙なところです。ましてCB1100RSは純正マフラーの完成度がとても高く、音も性能(出力特性)も何ら不満がありません。
それでもあえてマフラーを変えるのは、単なる性能アップよりも外観や音の変化を含めたところで質感を向上させて、所有欲を満たすことにあると思うのです。その意味では高い買い物ではあるけれど決して後悔しない、最高のカスタムパーツだと思います。