復活後2回目の走行はHSR九州です。
暑すぎる
お盆を迎えて幾分涼しさを感じられるようになったと思っていたのですが、ここへきて猛烈な暑さがぶり返してきました。
炎天下でぴっちぴちタイトフィットの革ツナギを着るだけで疲労困憊、さらに汗だくの手にグローブを装着するのに腕力と握力を消耗してバイクに乗り込む時点で既に息が切れる始末…。
走行1本目、暑さでぼーっとしてバックストレートでブレーキを握るのを忘れそうになり、非常に焦りました。休み休み30分走ってピットに戻ると若干気分が悪く、このまま帰るべきか悩みました。
休憩を挟んで2本目、まだクラクラしますが歯を食いしばって走ってみると、なんとかベストの1秒落ちまではたどり着くことができました。
3本目、走ることが一番のトレーニングだと思いコースに出たものの数周で足がつって、あえなく終了。限界です。
走行後の所感
暑さでバテてしまったとはいえ、前回のオートポリスと比べたら少しは体が動くようになってきました。久しぶりのHSR、スプロケットのセッティングも合っていないことを考慮するとベストの1秒落ちはまずまずという感じです。ただ（転倒した側の）右コーナーはまだ躊躇があってバンク角も浅いです。左回りのHSRではさほど気になりませんが、右回りのオートポリスではタイムに影響が残りそうです。
ライディングの感覚としては、腹筋を使った操作ができていません。腹筋（と背筋）は上半身と下半身を繋ぐ、文字通り体幹の部分です。僕が意識しているのは下半身で体をホールドすることと、上半身の力を抜いて荷重するイメージですが、これらを繋ぐ腹筋に力が入っていないと上半身と下半身の動きが連動しないため荷重の感覚も曖昧だしマシンとの一体感が得られません。
タイヤの状態
走行後の前後タイヤ。
フロントにややザラつきが見られますが、K1の時のような酷いアブれではなく許容範囲と見ています。
九州選手権を見学
さて、この日の HSR九州は午前中に一般のスポーツ走行で午後から九州選手権という謎のスケジュール。選手権は250とST600が開催されていました。
せっかくの機会ですからST600の予選だけでも見学して帰ることにしました。
予選開始直後の一枚。ピットレーンからコースインする瞬間ですが、もうこの時点で我々一般ライダーのコーナリングスピードを超えているんじゃないかと思わせる勢いです。
以下、撮った写真を適当に並べておきます。
全日本レギュラーの清末選手が1分4秒でポールポジション。
国内ライダーの平均が1分7秒～8秒というところですので、僕のような一般ライダーが目指すは1分10秒切り、というのが現実的なラインでしょうか。
