昨日はオートポリスでスポーツ走行を行いましたが、走行中にマシンからクーラントが漏れ出して、赤旗が振られる原因を作ってしまいました。
以下、事の経緯です。
朝、オートポリスに到着した時は霧が立ち込めていました。
気温は15℃。風が冷たく冬のような体感温度でした。
パドックにトランポを停めていつも通り走行準備を進め、この時点ではいつもと変わった事もなく、暖機でエンジンを掛けた際も異常はありませんでした。
9:30の2R枠にて走行開始。アウトラップを終え、計測1周目の3コーナーから1ヘアの区間でリアが大きくスライドしました。通常とは明らかに異なる挙動であったため、マシンに異常があると判断しペースダウン。この時点ではクーラントが漏れていることに気づかず、リアタイヤの異常ではないか(空気が抜けた?)と思い、そのままコースの左側を走ってピットまで戻りました。ピットにて車両を確認すると、クーラントと思われる液体が噴き出すように漏れており、アンダーカウル及びリア周りに飛散していました。
コースでは僕がピットインしている時に赤旗が提示されたようです。車両を自分の持ち場(パドック)に戻してから、コース事務所に状況を申告しオフィシャルさんとともに車両をチェック、漏れた液体が冷却水であることを確認しました(コース側は当初オイル漏れと認識していた模様です)。また真水ではなくクーラントを入れていたことと、異変を感じた後は左側のラインを走行したことを伝えました。
この枠は結局走行が再開されることなく終了。次の10:00からの2P枠は通常通りコースオープンし、その後も通常通りの進行となったようです。
以上です。マシンに異変を感じた時点ですぐにコースアウトし停めるべきでしたが、クーラントが漏れているとは思わず走り続けてしまった結果、赤旗を出すこととなりました。また、このような事態を想定してラジエターには真水を入れておくべきでした。
675Rはショップに預けてマシントラブルの原因を調べてもらっています。現時点ではまだ特定できていません。
オフィシャルさんとのやり取りを終えた後に二輪のピットを一つずつ回ってお詫びを伝えましたが、タイミングが合わずお話出来なかった方もいたかもしれません。この場を借りて改めてお詫びします。同じ枠で走行していた方、及びオフィシャルの皆さんにはご迷惑をお掛けし、申しわけありませんでした。