SPA直入スポーツ走行 2018.7.1

デイトナ675Rで今年6回目のSPA直入です。不調の時は走り慣れたコースを繰り返し走ることで、課題を炙り出さなければなりません。

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サスペンションセッティング
前回の走行ではフロントのセッティングを数パターン試してみたもののタイムはどれもほぼ同じという、ダメな時にありがちな結果でした。
懲りずに今回はリアを弄ります。最初に今年の基準セッティングで走ります。去年と比べイニシャルプリロードが5mm少ない(柔らかい)状態です。タイムは50秒3、マシンはもっさりとした動きで深く寝かせることができません。


次にリアのプリロードを5mm掛け、去年と同じセッティングを試します。マシンに跨る前にシートを押してみるだけでリアが固くなったことが分かります。走り出すと路面の細かなバンプがお尻にコツコツと伝わってきます。
しかし幾つかのコーナーを過ぎると、マシンの挙動が明らかにシャキッとしていることに気づきます。バイクの動きが自分のイメージに近く、一体感が出てきました。積極的な気持ちでライディングできるようになり、バンク角も自然と深まります。タイム的にはアベレージ49秒中盤〜ベスト49秒1でまだまだですが、走りの充実感はグッと増しました。

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悩みの種であった旋回性の弱さはリアの低さに起因していたのか、ということで方向性は見えてきました。今までの暗中模索からは一歩前進です。

 

一方で、年初のオーバーホールにてフォークオイル・油面の高さともに変更したフロントは、まだこの仕様をうまく使えていない感じです。ストローク量も昨年と比べると浅いまま。次の走行の際にはフロントがもう少し入っていけるようなセットを探りたいと思います。