Sunday Rider's Log

トライアンフ・デイトナ675Rでツーリングとスポーツ走行の両立を目指します

    スランプ到来

    転倒から復活して2度目のオートポリスです。
    台風一過の晴天、気温25℃前後、タイムの出しやすい季節を迎えました。この日のために体調も万全に整えて、今までだったら自己ベスト更新に向けて鼻息を荒くしているところです。

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    タイムは?
    今回は13時の枠から3本しっかり走り込んで、ベストの4秒落ち(2分10秒)という結果でした。前回の6秒落ちに比べれば少しは前進したと言えますが、内心2分8秒くらいまでは戻したいと思っていたので落胆しています。

     

     

     

    原因は?
    やはり転倒のイメージが抜けず動作に躊躇が見られます。
    特にコーナー入り口で、

    • マシンの寝かし込みに躊躇があり、バンク角が浅い
    • ブレーキを残しながらの進入でフロントへの荷重をためらってしまい、強い動作ができない

    結果として一次旋回で全然向きが変わりません。自分の意志で積極的に曲げるのではなく、バイクが勝手にダラダラ曲がっている感覚です。コーナーはただやり過ごすだけ、しかもその時間がやたらと長く、いつまでたってもアクセルを開けていけません。遅いうえにコーナーリングの充実感がなく、走っていて楽しくありません。
    左コーナーはまだマシですが、転倒した右コーナーはとてもぎこちない乗り方になっていると感じます。もともと僕は(多くのツーリングライダー同様に)右コーナーが苦手で、サーキットを走り込むうちに苦手意識が薄れていったのですが、また以前の状態に戻ってしまったみたいです。

     

     


    なぜ躊躇するのか?
    なぜ躊躇するのか、それが最大の問題です。
    転倒して怖いからだ、と言えばその通りです。でも前回の転倒では肉体的な痛みがほとんどなく、反射的な恐怖を身体に刷り込まれたという感覚はありません。あのようなフロントからのスリップダウンは、サーキットにおいて現代の装具であれば大きな怪我はしない、という理解もあります。
    それよりも転倒によってまた多額の修理代が発生することや、短期間で再び転ぶとバイクそのものに対して嫌気がさすのではないか、という間接的な理由が体の動きを制限しているように思えてなりません。
    つまり怖いといっても反射的な反応というより理性的な抑制に近い、あるいはその半々だと感じています。だったらその抑制を解いてしまえばいいんじゃないか、転んでも大怪我しないんだしその後のことは起きてから考えればいいと割り切ればいいじゃないかとも思うのですが、これが選手権を戦う若者ならいざ知らず、いい年して家族もあって社会的な役割もそれなりに求められるという、典型的な中年ライダーにとっては簡単なことではありません。

     

     

     

    ライディングの問題点は?
    技術的な面を考えると、転倒の原因が明確でないことがこのような躊躇を生んでいます。自分の操作としては何ら無理をしていない、普段通りだったのに気づいたら地面を滑っていたという事実。唯一考えられるのはフロントタイヤのアブレーションが酷く、それに起因しているだろうという推測。
    ライディングの瑕疵がはっきりしていればその点だけを直せば良いけれど、それが明確でない場合は、本来正しいはずの部分も含め全ての動作に疑念を抱きながら走らざるを得ません。

     

     

     

    対策は?
    これといった特効薬はなさそうなので、地道に走り続けて以前の状態に戻るのを待つしかありません。思えば675Rに乗り換えた時もタイムが大幅に落ちて、乗り換える前のベストを更新するのに2年の歳月を要しました。何度サーキットに通っても思うような走りができず、もうバイクを降りようかと悩んだこともありました。今回もそれに匹敵するスランプかもしれません。しかしスランプの時は、好調の時に行わない試行錯誤を繰り返すことになって、自分のライディングを見つめなおす良いきっかけになることも確かです。目先のタイムに囚われず課題を持って考えながら乗り続けていれば、時間は掛かっても必ず以前と同じ状態に戻れる、そしてその先のレベルに向かっていける。そう信じる以外に解決の道はないというのが、現状の結論です。