Sunday Rider's Log

トライアンフ・デイトナ675Rでツーリングとスポーツ走行の両立を目指します

    レーステックRRの空気圧について

    メッツラーのレーステックRRは個人的にとても気に入っているタイヤですが、ユーザーの絶対数が少ないのか、なかなか情報が入りません。空気圧くらいはメーカーの推奨値を把握しておく必要があると思いメッツラージャパンに問い合わせてみました。以下、その回答を記載します。

     

     

    レーステックRR、K1およびK2の推奨空気圧について。
    タイヤウォーマー使用時の温間で、

    • フロント120/70-17・・・210~230kpa
    • リア180/55-17・・・170~200kpa

     

    タイヤウォーマーを使用せず、冷間で合わせる時は、

    • フロント120/70-17・・・170~200kpa
    • リア180/55-17・・・160~180kpa

     

    リアは180/60-17も同様の空気圧でOK(温間・冷間ともに)。


    ただし、K1・K2ともにレース用コンパウンドであり温度依存性の高いタイヤとなっており、ウォーマー使用が前提で開発されている、ウォーマーを使用しない場合はしっかりとタイヤを温めてから走行を楽しんでください、とのことです。タイヤのラベルには「RACING(公道走行可能)」という、解釈の悩ましい表記がありますがこれを鵜呑みにして冬の公道でタイヤを温めずにいきなりペースを上げれば、ほかのプロダクションタイヤと同様痛い目に合うということだと思います。

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    一方、K3コンパウンドはストリート仕様にチューニングされており、コンパウンドだけでなくタイヤの内部構造による剛性も異なるそうです。K3の「サーキット走行における」推奨値は以下の通り。

    タイヤウォーマー使用時の温間で、

    • フロント120/70-17・・・180~200kpa
    • リア180/55-17・・・170~190kpa

     

    タイヤウォーマーを使用せず冷間で合わせる時は、

    • フロント120/70-17・・・210~230kpa
    • リア180/55-17・・・200~220kpa

     

    上記数値はサーキットにおける推奨値なので、スポーツ走行後に公道を自走して帰る場合は、各車両の規定値に戻してください、とのことです。

     

     

    ここまでの内容を表にまとめておきます。

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    今回、メッツラージャパンにフェイスブックを通じて質問したところ、とても丁寧かつ詳細な回答がありました。また、その内容をブログに引用することについても承諾を得ています。 

     

     

     

    コンパウンドについて

    ここから先はネットで拾った情報を元に僕の推測で書いています。正確な情報ではないかもしれません。

     

    レーステックRRのコンパウンドは、K1がソフト、K2がミディアム(またはハード)、K3が公道用という認識で間違いなかろうと思います。これはピレリ・スーパーコルサのコンパウンド区分(SC1、SC2、SP)に準ずるものと思われます。

     

    ここで、スーパーコルサのコンパウンド別レンジ図を見てみます(ピレリのHPより引用)。

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    上図によると、路面温度に対する適性はフロントの場合、SC1は低温側、SC2は高温側に向いている設定。一方、リアは逆でSC1が高温側、SC2は低温側(ややこしい…)。
    レーステックRRのコンパウンド区分もこれに準じているとするなら、真夏の路面温度が高い状況下では、フロントはK2、リアはK1が適正な選択ということになります。

     

     

    さて、先日のHSR九州では走行後フロントにアブレーションが発生しました。

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    単に僕の乗り方に問題があっただけかもしれませんし、再舗装したばかりでHSR九州の新路面のグリップがまだ出ていなかったせいかもしれません。
    もう一つ考えられるとすれば、この時フロントはK1を使用していましたので、真夏の路面温度に対しこれが適正な選択ではなかった可能性があります。僕の乏しい知識と経験では判然としませんが、コンパウンドのチョイスはもう少し試行錯誤してみたいところです。