Sunday Rider's Log

トライアンフ・デイトナ675Rでツーリングとスポーツ走行の両立を目指します

    オートポリススポーツ走行 2016.3.13

    朝靄の中に佇む涅槃像を背に、今回向かう先はオートポリスです。

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    昨年はスクールや走行会で2度ほど走ったものの、通常のスポーツ走行枠でこのサーキットを走るのは2年ぶりとなりました。この日のオートポリスは3月としては気温が低く、天気予報も芳しくなかったせいか、場内は閑散としています。

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    午前中に至っては二輪の枠を走るのは僕だけ。広大なオートポリスを一人貸切走行です。すごく寂しかったです。

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    ブレーキパッド
    今までZCOOのタイプCを使用していました。このパッド、制動力は抜群なのですが握り始めからガツンと効く性格なので、僕のようにブレーキが下手なライダーには少々扱いが難しいと感じます。掛け始めでフロントがガクンと入ってリアが不安定になるため、それ以上握り込めず結果的にブレーキが甘くなってしまうのです。せっかくの制動力をライダーの技量不足で使いこなすことができません。
    そろそろ交換時期が迫ってきたので何か良いパッドはないだろうか…と思案していたところ、先日サスのO/Hをお願いしたショップから「PFCは一度試す価値あるよ~」と聞いたので、早速交換することにしました。

     

     

     

    PFCパッド
    不勉強な僕はPFCというブランドが初耳でした。そこでネットで調べたり人から話を聞いてみると、ちょっと特殊なブレーキパッドではあるようです。以下、見聞きした受け売りを少々。

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    PFCの材質はカーボンメタル。使うことでローター表面にカーボンの被膜が形成され、疑似的にカーボンパッド&カーボンローターの状態を作り出すそうです。導入時の慣らしが重要でしっかりと当たり付けを行う必要があり、それによってローターにカーボン被膜が形成されると強力な制動力を発揮するだけでなく、コントロール性に優れ、握り始めは優しく握り込んだ奥で強烈に効くキャラクターとのことです。
    この、制動初期の扱いやすさこそ僕の欲しているもので、ライダーのブレーキ技術が未熟であっても握り始めで過度な姿勢変化を起こさず、フロントフォークが沈み込んでいく速度に合わせて効力を立ち上げていく夢のようなブレーキング(の真似事)が実現できるのでは…という妄想を抱かずにはいられません。しかもカーボン被膜に覆われることでローターへの攻撃性が低く、パッドのライフも長いとのこと。理想的じゃないですか…。
    ただし、雨の日に使うとカーボン被膜が流れ落ちてしまいパッドとローターが直接コンタクトするため、あっという間にパッドが擦り減ってしまうようです。様々な条件が想定されるストリートでの使い勝手は良いとは言えず、サーキット、しかもドライに限定して使うようなパッドで、実際二輪用としてはレース専用品しかラインナップされていません。

     

     

     

    実走
    というわけでオートポリスにて実走です。最初の1本は慣らしに専念します。日曜日の走行料金=1本4,000円をブレーキの慣らしのためだけに使うなんて贅沢な話です。最初の2~3周はABSが全力で作動しているかのようにさっぱり減速しませんが、その後当たりが付いてきたのかしっかりと効力が立ち上がるようになってきました。

     

    ローターの状態を見てみましょう。走行前はこちら。

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    走行後。若干まだら模様も見受けられますが全体的に青黒い色に変わりました。

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    これでとりあえず慣らしを終え、2本目から通常の走行に切り替えます。

     

     

     

    2本目
    2本目はブレーキをしっかり握り込んでみます。なるほど、握り始めは拍子抜けするほどソフトな効き方で今までのZCOOとは対照的です。そのまま握り込んでいくとグングン効きが強くなり、最終的な制動力は強烈でした。このままさらに握り込んだらバイクが前転するんじゃないか…というくらいのインパクトがあるんですが、効き始めが優しいので車体に余裕があって、恐怖感は少ないように思います。
    僕自身、オートポリスというコースそのものに恐怖感が拭えないので、強くブレーキを掛けられない(手前から掛けてしまう)という問題があります。1コーナーなんて200m看板の遥か手前から握り始める体たらくですからせっかくのブレーキパッドの恩恵を受けられる状態ではありませんが、もう少し気温も上がって積極的に走れるようになればブレーキを楽しめるようになるかもしれない…そんな風に感じさせるパッドでした。

     

     

     

    3本目
    現状のタイムを把握するため3本目はちょっと頑張って走ろうとした矢先、計測1周目の3コーナーから4コーナーの切り返しで謎のリアスライドが発生、転倒しかかって意気消沈してしまいました。右の3コーナーを抜けて加速、左の4コーナーへ切り返す際にフラフラ~ッとリアが流れていきました。今まで経験したことのない挙動で一瞬訳が分からなくなりました。

     

    走行後のリアタイヤ。すごく荒れています。

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    路面温度が低かったせいもあると思いますが、やっぱりこのサイズ(180/60)が僕には合っていないのでしょうか。タイムは結局2本目の最後に記録した2分11秒が本日のベストでした。