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Sunday Rider's Log

トライアンフ・デイトナ675Rでツーリングとスポーツ走行の両立を目指します

    HSR九州スポーツ走行 2日目

    二日連続のHSR九州スポーツ走行、後編です。

     

    2日目
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    1日目の反省から2日目はフロントのプリロードを少し抜いて、現状の走りでもフロントがきちんと機能するような動きを期待します。
    フロントを柔らかくするとブレーキ時の挙動は大きくなりますから、雑にブレーキレバーを握ればすぐリアが暴れます。握り始めは出来るだけ優しく、体は前のめりにならないように足腰でしっかりホールド、この二つを意識しながら走ります。
    2日連続の走行でコースの習熟度も次第に上がり、最終的には1分13秒2がベストタイム、3年前の自己ベストも無事更新できました。

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    フロントのストロークは、かつてないほど奥まで入っています。おそらく裏ストレートの例のギャップが原因であって、実際にここまで使い切っているとは考えづらいですがオーリンズのフォークがここまでストロークすることだけは分かりました。

     

     

    目標タイムは?
    今回はタイヤが終わりかけだったので状態の良いタイヤを履けば現状でも12秒台には手が届きそうです。今後継続的に練習できる環境であれば1分10秒前後が現実的な目標タイムではないでしょうか。
    走行スケジュールが自分の予定となかなか合わず走るチャンスが少ないのが、このコースの悩みのタネなのですが…。

     

     

    ライディングのスキルを磨くには最適なコースかも
    HSR九州はテストコースという生い立ちからか様々な性格のコーナーを寄せ集めたようなレイアウトです。
    S字状の1・2コーナーはとにかく難しくライン取りすらさっぱりわかりません。
    第1ヘアピン後の右→左の高速コーナーは高い速度域で切り返し、膝を擦りながらアクセルをカチッと全開にしなければいけません。
    第2ヘアピン後のシケインでは、右→左→右と素早い切り返しを行う中でスムーズな体の使い方・動かし方が求められますし、その後のストレートに向けた加速のライン取りがタイムに直結します。
    そして全体的にはストップ&ゴーの性格が強いサーキットですから、ブレーキの技術が何より重要です。
    このようにSPA直入では経験できないコーナーやシチュエーションが織り込んであって、ライディングのスキルを総合的に磨くという点ではHSR九州の方が適しているのではないかと思います。その分トリッキーで転倒リスクもやや大きいように感じますが。

     

     

    コースの習熟とは何を指すか
    2日間を通して走っていると、コースの習熟度が上がっていくことが自分でも手に取るように分かりました。それに伴ってタイムも上がっていくので、慣れない(=伸びしろがある)コースを走るのは楽しいものです。
    コースを理解するにあたり、ライン取りやブレーキ・シフトポイントはもちろんですが路面(舗装の状態)の把握も何気に重要なポイントです。例えば第1ヘアピン後の右→左の高速コーナーにおいて左への切り返しは速度が乗った状態で行うため多少の恐怖感を抱きながらの動作ではありますが、しばらく走っているとこの切り返すポイントにギャップがあって車体が振れることが分かりました。ギャップを認識するまでは「なんか切り返しの時に車体が揺れるから不安定で怖いなー」という漠然とした恐怖感でしたが、その原因がギャップにあるとわかると、余計な体のこわばりが取れてよりアクセルを開けていけるようになります。
    裏ストレートエンドのギャップも然りで、フルブレーキの最中に穴ぼこみたいな大きなギャップを通過するのは確かに嫌な感触ではありますが、ギャップの存在に気づいていれば、そこに備えつつしっかりとブレーキを握ることができます。
    走り込むという行為は、こうした様々な要素の理解を積み重ねる作業であり、その結果リスクのない形で(あるいはどこにリスクが潜んでいるかを把握し対処することで)タイムが向上していくプロセスを指すのではないかと思います。