2015年 走り初め

2015年、本年の675RもSPA直入で走り初めとなりました。

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サスセッティング変更の効果は?
先日レイラスポーツでリセッティングしてもらった足回りの感触は悪くないものでした。走行する前は「柔らか過ぎるのでは?」と予想しましたが、フワつくようなところもなく違和感がありません。以前たびたび感じていた接地感が抜けるような瞬間が訪れることもなく、これならもっと積極的に走れるかも、という感触でした。
ただ、進入でより向きが変わりやすくなるのではと予想していましたが、残念ながら期待したほどではなく、1コーナーの立ち上がりで相変わらず延々とアクセルを開けられない我慢を強いられました。これの理由はまた後述。

 


特技:ビビリミッター
この日は気温が低く風も強かった(1コーナーのブレーキングで体を起こすと横風にあおられる程度の強風)ため、「タイヤが滑りそう…」と心理的に萎縮して体の動きが固く重いものになってしまいました。実際この日は転倒者も多かったので慎重だったのはある意味正解とも言えますが…。

 


調子の良い時は
過去、僕なりに乗れているなと感じる時、あるいは自己ベストを更新する時の精神状態って普段とは少し違っていて、転ぶ気がしないというか「今日は転んでもなんだか痛くなさそうだ」という気持ちになるんです。そういう時に実際転んだことがないので本当に痛くないのかどうかは分かりませんが(たぶん痛い)、そうした楽観的でリラックスした気持ちの時は不安なく自分の体重をマシン(の然るべき位置)に委ねることができ、確かに良い結果が生まれるものです。

 


翌日分かったこと
翌日になると両腕の二の腕がパンパンに張っていました。腕に力が入っていた証拠です。寒さで萎縮した気持ちがそうさせていたのかも…。走っていて向きがさっぱり変わらないと感じていたのは、サスセッティングの問題ではなく、腕にガチガチに力が入ってセルフステアを妨げていたからだろうと思います。

 


要するに
僕自身が全く乗れていなかった、ということです。サスセッティングの変更で、マシンの方はそれなりに走れる準備ができているはずなのに、人が駄目。フロントの残ストを見ても、プリロードと圧側減衰を大きく抜いているにもかかわらず前回よりストロークが浅い(それだけ車体に荷重できていない)という有様でした。

 


2015年初ゴケ&ヘルメット落下
駄目な時は何をやっても駄目、ということで走行後にパドックで立ちゴケしました。フロントフォークのトップブリッジ下に取り付けたトランスポンダー(計測器)がワイヤ類に干渉してハンドルが切れなくなりバランスを崩しました。悲しいので写真は撮っていませんが、フロントのアクスルスライダーが大きく削れました。それ以外はステップバーの先端とマフラーエンドに小傷が入った程度。つまりフロントアクスルスライダーは、少なくとも立ちゴケには有効であることが分かりました。

 

さらに、テーブルの上に置いていたヘルメットが強風にあおられて落下し(腰くらいの高さ)、アスファルトの上を転々と転がっていく羽目に…。SYOEIのX-12、もう丸4年使って交換時期ではありますが、どうしよう…。清成モデル欲しい…。そうそう、清成選手といえばこの動画ですかね。

 キヨナーリ! キヨナーリ!

 

 

まとめ
今回もタイム的には見るべきところはなく(ベスト50.3秒)、不調が続いています。今までその原因をバイクの方に求めていましたが、今回はっきりしたのは人(=僕)の方もいろいろ問題があるということです。バイクの基本的な乗り方を忘れてしまっている、そんな感じです。
考えてみれば最近はバイクに乗れる時間が極端に減って月に1回、走行時間にするとわずか1時間程度。生活の中でバイクの占める比重が低くなる中で、(バイクのことばかり考えていた)過去と同じ感覚で走れるかといえば、少し無理があるのかもしれません。
いま一度ライディングについて基礎の基礎から見直して、一から出直しです。

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